シニアアドバイザー
割石 俊介 / Shunsuke Wariishi
概略:
ご挨拶:
中国・インドネシア・ミャンマーで約20年間、官・民・グローバルプロフェッショナルファームで多数のクライアントと仕事をさせていただきました。その間日本企業のグローバル展開は飛躍的に進み、かつて発展途上国と呼ばれた援助対象国は今や新興国という期待の星となり、日本企業の重要なビジネスパートナーや顧客になっています。また、インバウンドの観光客のみならず、日本への投資家としての存在感も増すと思われます。欧米の投資家からも日本は再注目されており、長年アジアの現場にいた身としては隔世の感があります。
ヒト・モノ・カネが国を跨ぐ時、必ず税の問題がついて回ります。そのリスクはしばしば想定外のレベルとなるため、税務リスクをどう把握・評価し、ガバナンスを効かせるかは経営上の重要課題です。世界のビジネスがますます複雑化・深化していく中、国際税務の現場を知り、クライアントと並走する税務専門家の必要性はますます高まっていくのではないでしょうか。
志を持って新たに船出するJTA税理士法人に関わらせていただくことを通じて、皆様のビジネスの発展のお役に立てるよう、微力を尽くして参りたいと思います。
1994年
さくら銀行入行(現三井住友銀行)。国内営業点及び本部勤務、台湾での中国語研修を経て、上海支店にて日系企業への進出アドバイス及び取引推進を担当
2004年
英国大学院留学後、株式会社Creedに入社し海外投資事業を推進
2006年
JICA経済開発部にて中小企業振興分野を中心に民間セクター開発関連案件を担当
2007年
JICAインドネシア事務所にて金融分野及び民間セクター開発分野を担当
2009年
PwCインドネシアに入社。ジャパンデスクのメンバーとして、金融業、製造業、サービス業などのM&Aや新規拠点設立などのプロジェクトをサポート。また、移転価格税制を中心に、税務調査・紛争対応などの分野でも日系企業を支援
2012年
JICAミャンマー事務所にて中央銀行へのインターバンク決済システム導入案件を推進、また、中小企業向けツーステップローンの案件形成に従事。証券市場設立準備支援にも関与
2014年
PwCインドネシアに復帰。ジャパンデスクにて金融セクター、商社、インフラセクターを中心に新規進出や事業再編などの案件をサポート。
2018年
パートナー就任。ジャパンデスクのリーダーとして日系企業対応を総括
2022年
PwC Japan合同会社にパートナーとして転籍。ASEANとインド地域の日系企業の事業展開支援に従事
2024年
8月よりアジアと日本をin/outbound両面でつなぎビジネスを協創するSynapseAsia合同会社を創業。また、同年12月より日系企業の東南アジア進出・インバウンドの日本への投資サポートにおけるビジネスサイドからのコラボレーションの観点より、JTA税理士法人のシニアアドバイザーに就任。